Charm of obasan
という概念が少しわかったかもしれない
散歩の途中、涼むためにスーパーに入ると、一人の店員さんが品出し?陳列?をしていた。どちらかというと太っている。太っているのは僕の射程外だ。そのはずなのに、おおっと思ってしまった。この間、0.x秒(たぶん誇張)。とりあえず普通に涼しみつつ、肉とか野菜の値段をみていく。やっぱりこっちはちょっと安いな。帰りがけ、もう一度見ることにした。全身を捉えた。やはり少し太っている。でも嫌いじゃない。妙な吸引力がある。ネットでも年齢層高い紳士たちは肉付きが良い方を好みがちだが、自分のそこに片足を突っ込んでいるのかもしれない。なんだろうな、この現象。直感的に「男の大半に訪れるであろう割と身近な現象」ではないかと感じた。同時に僕は盗撮小説を考えている作家でもある。息するように思い浮かんだ――この現象をXと名付けた上で、「Xがあるがゆえにその辺の平凡なおばさんでも性的対象《ターゲット》になってしまうのである」ということにすれば盛り上がるだろうと。「これをCharm of Obasan、COOという。COOは巨大な市場だ。いいか、若い女で稼ごうとする奴は二流だ。まだ気づいていないおっさんじいさんどもを根こそぎかっさらってやろうぜ」みたいな台詞も思い浮かんでいた。僕の創作意欲はかなり出始めている。が、ここはスーパーの入り口だ。粘ることもなく、僕はまた陽光に身を出す。 これは2023/07/18時点で脳内にしかなかった(メモさえもしなかった)ものを、2023/07/19 08:10頃にダンプしたものsta.icon